はじめの一歩は、ちょっとドキドキの婚約報告

訪問のときは、かたちだけでもきちんとね。男性はスーツ着用、これキマリ。

「彼がうちに挨拶に来たとき、ラフな格好だったのが親は面白くなかったみたい。
母なんか陰で『ホントに挨拶する気あるの脚スーツも着てないじゃないの」なんて心配してたから。
やっぱりかたちは大事なのね」

なんて声もある。それまでに相手の親に会ったことがあるとしたら、なおさら、あらたまってスーツを着て行けば誠意が伝わるはず。
男性はグレーや紺のベーシックなスーツに白か淡い色のワイシャツ、トラッドっぽいタイ。
おっとズボンのプレスを忘れずに、靴もスーツに合わせた黒か茶系の革靴をきれいに磨いて。ヘアスタイルは清潔感を第一にね。

一方、女性も、この清潔感が基本。ふだんはメチャ派手でも、この日だけは猫をかぶるが勝ち。
上品で清楚なスーツかワンピース(ミ二はNG)にローヒールのパンプス。メイクはもちろんナチュラルにね。

相手の親好みの手みやげ(老舗の銘菓なんかが無難)持って、いよいよピンポーン!玄関で手短に挨拶し、客間へ。
すすめられた席に着くわけだけど、特にどこへと言われないときは、下座に座るのが常識。和室なら床の間と反対側の入り口近く、洋室なら飾り棚や暖炉から離れたドア近くが下座だ。
席についたら、あらためて挨拶。そのあとで手みやげを渡そう。紙袋などから出し、相手から見て正面になるように包みを差し出すのが正式な作法だよ。
「つまらないものですが」の定番文句に「お口に合うとよろしいのですが」と、ひと言添えると好感度大。
さて、ここでひとつ意外な盲点が。そのクセ者とは座布団。実は〃座布団の三原則〃なるオキテがあるのをキミは知っていたか!?

それは、
①座布団は足で踏みつけずに座る
②座布団は許可なく移動させたり、勝手に座ったりしてはならない
③挨拶は座布団から降りて行なう、というもの。
ここにもいろいろ書いているから読んでね

「座布団に座ったまま『お嬢さんと結婚させてください』と言ってしまい、『キミは社会人だろう”それが人に許しを乞う態度か?」
と親父さんに叱られたのを覚えてます……」
こんなトラウマを抱える男性もいるんだよな。

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